コラム

 公開日: 2016-09-29  最終更新日: 2016-10-04

メモリアルクルージング

過去に当社の海洋散骨をご利用された方を対象に「メモリアルクルージング」というサービスを提供しております。一周忌などの回忌法要やお客様が希望される日に散骨ポイントへ出航し、献花、献酒、お参りをするサービスになります。
昨年、このコラムでもご紹介させて頂いた方からのメモリアルのご依頼でした。・・・過去のコラム

予定されていた当日は台風の合間となり、あいにく波風が強く、東風が吹き荒れ、陸上でも台風の吹き返しの風が強く感じられました。ご依頼者はこの日のために前日移動で東京からお越し頂きましたが、お客様の安全を考慮して、当日マリーナにお集まりを頂いたところで残念ながら出港出来ない旨を告げる事となりました。
数日前から「台風の影響により欠航となる事もあります。」とは、お伝えさせて頂いてましたが、船長、業務責任者として苦渋の決断となりました。自然を相手にしており、安全を最優先にさせて頂いた事をご説明し、ご依頼者様からも快く承諾を頂きました。
しかしながら、昨年の海洋散骨と同じ日にご予約を頂き、散骨一周忌となるこの日にこだわったわけで、亡きお父様、お母様を思う気持ちがひしひしと伝ってきます。そのような経緯を知っているため、私共もこの結果には大変心苦しく思い、そこで変わりのご提案として、昨年の海洋散骨ポイントを望める海岸まで車で移動し、浜辺より献酒・献水・そして献花を・・・
濡れる足下も気にせず深々と頭を下げ何時までも手を合わせておりました。

「亡きご両親様にも皆様の想い、お気持ちは十分に伝わったと想いますよ!」
「きっと水平線の彼方で喜んでいるでしょう!」

そんなことをお伝えしたところ、

「心もすっきりで酒田に来て良かったです!ありがとうございました!」
「来年また来ます!ぜひ、その時もお願い致します!」

そのような会話をしながら車で移動、聞けば帰りの電車時間までまだ時間があるとの事で、そこから県境ブルーラインを走行、十六羅漢などを見学頂き、お約束の酒田駅までお送りして、この度のメモリアルクルージングならぬ庄内小旅行は終了となりました。
ご依頼者様とは来年の再会をお約束し酒田駅でのお見送りとなりましたが、後日、無事に東京へ戻られましたとのご報告と感謝の言葉が添えられたメール、それに沢山のお土産まで送って頂くこととなり、本当に有り難く、またお気遣いを頂き申し訳ありませんでした。

お客様からのメール・・・みんなの声

どこまでも澄んだ秋晴れの下で来年こそメモリアルクルージングが出来ますよう祈るばかりです。
この日の為に東京から、わざわざのお越しを頂き本当に有り難う御座いました。



海洋散骨 隣県からのお問い合わせ

お隣の県にお住まいの方からご依頼でした。
昨年10月にお亡くなりになりました、お父様の命日に合わせ海洋散骨を行いたいとメールでのお問い合わせが入っておりました。

詳細について、何度かメールや電話で連絡の取り合い後に、先日お父様のご遺骨をご依頼者自ら弊社までお持ち頂きました。
当日の海洋葬参加者は乗船名簿記載によりますと6名。なかには80歳代とご高齢の方も含まれておりました。体調面など少し気になりますが、そこは当日の天気、波風が穏やかであることを祈るばかりです。

当社では乗船者の安全を最優先に海洋散骨を執り行わせて頂いております。
体調面で不安のある方、無理な当日移動で疲労などされないように、事前の体調管理をお願い致します。
また、船酔いの心配がある方は、あらかじめ酔い止めの服用をお願い致します。当社よりお客様への酔い止め薬の提供は薬事法で禁じられております。ご理解頂きますよう宜しくお願い致します。

手元供養と分骨について

ご依頼者と海洋散骨契約書締結後に細かな打ち合わせとなりましたが、聞けば全てのご遺骨を散骨されるとの事・・・

「手元に何一つお父様の証が残らない事になりますが、いかがいたしましょう?」
「ご親戚、ご兄姉のお話などはどのようにお話が進んでおりますか?」

私共の質問の意図をご理解頂き、ご兄姉でご相談のうえ、手元供養にとご兄姉それぞれ1本の小瓶に分けて持ち合う事となりました。

ご依頼者がお帰りになった後に粉骨作業をさせて頂き、海洋葬参加6名様分を小袋に納めて、ご兄姉手元供養に小瓶に3本。こちらの小瓶は真空パックにして長期保存が可能する加工させて頂きました。
海洋散骨その日が来るまで当社祭壇でご供養、お預かり致しております。

遺品整理見積り 買い取り品と処分品の見分け方

WEBサイトからメールで遺品整理見積依頼。この様なスタイルが年々増えております。
弊社ホームページの記事をご覧いただき、当社の実績や仕事の考え方、進め方にご理解を頂いてのことであれば大変有り難いのですが・・・
私共もご依頼者の期待にお応えすべく、日々努力致しておりますが、遺品整理士との肩書きや昨今のニュース、関連映画など創り出された遺品整理士の仕事ぶりをご覧になり、それらのイメージし、過度に期待されている方もおられます。


実際に現場でお会いしてお客様のご要望をお伺いますと、時々ビックリするような事が御座います。
ご自身のご実家、親やお爺ちゃんの家を整理したいとのご依頼でしたが、押し入れの中、箪笥の引き出し、床に置いてあります木箱、ダンボールの中などなど、ほとんどの物品に関して未確認な点が多く、

「この中には何が収まってありますか?」
「さぁ~ 何でしょう~?」

一つ一つ、ご依頼者と確認しながら作業を進めて行ったり、
はたまた、何でもかんでも買い取りに出来ると勘違いされているケースなど、

「この茶箪笥は私共の購入対象とはならず処分対象となりそうですが如何致しましょうか?」
「エッ!母が大事にしていた古い茶箪笥、買ってくれないの?古い物は何でも買い取り対象と言ってますよね!」

どこかの骨董商のキャッチフレーズをそのままに勘違いされているかと思いますが・・・。
本人は至って真面目で見積り段階でお客様よりお叱りを頂くこともございます。

「我が家は古い家具や雑貨、衣類が一杯なので遺品整理作業は買い入れ金額と相殺でほとんどタダ同然で出来るのでは?」

この様な会話の現場もございました。

確かに古い家具や雑貨品、衣類でも希少価値のある生活雑貨品、当然私共が喜んで買い取りしたいお品も御座いますが、なかには少し・・・いや大きく勘違いをされているお客様もいらっしゃいます。

昔は大変高価なお土産品、北海道の大きな木彫りの熊・染み焼けた伝統工芸品のこけしの山・人形ケースに収まった博多人形・木箱に納まってる朱塗りの重箱やお膳、それにお椀類 狸やキジの剥製、欄間に掛かる大きな額入り大判、小判に日本刀などなど・・・
亡きご両親が旅行好きで、彼方此方で買い求めてきたものでしょう。壁一面の地方名の入った提灯、床の間、壁、整然と並べてあります。これら全てを古い価値のある物と買い取り要求されましても現在では、正直処分対象でしか御座いません。

皆様に分かりやすくご説明致しますと私共の思う買い取り希望対象品とは外に置いておきますと数時間、長くて数日で無くなるような物です。言葉は悪いですが、放っておくと見知らぬ方に持って行かれる物になります。
外に出しておきますと、ご近所の方から
「これって捨てるのですか?」
「貰っていっても良いですか?」
直ぐに声が掛かるような物になります。

じゃあ、どんな物に声が掛かるかと言いますと、アンティーク品、ヴィンテージ品は勿論、在銘工芸品、古美術骨董品となります。
遺品整理を依頼されるご家庭から出される物の多くは工芸品ではなく土産品や生活雑貨です。
外に出しても道行く人が誰も見向きもしない物は残念ながら、引き取っても商品とならないため有料処分対象品となってしまうのです。
永きに渡り茶の間やお座敷に鎮座し、故人の想い入れなどもあるかと思いますが、他人が欲しがるか?置いておいたら持って行くか?冷静に考えて頂ければと思います。

誰が言ったか現代から100年前以上で、なおかつ価値ある物をアンティーク品、ヴィンテージ品とはアンティーク品ほど古くは無いけれど、20~30年前から100年前位の物。そしてよく聞きますレトロとは一昔前に良く流行した物などを指す言葉。
100年以上前でその先の品を骨董品と言うそうですが、私共も創業以来28年になりますが特別な収集家のお宅でも御座いませんと、正直なところテレビの『なんでも鑑定団』に出てくるような価値ある骨董品にお目に掛かる事は残念ながら御座いません。

紐付き桐箱に収まった菊のご紋入り金杯等を机に山ほど乗せて、親族皆さんお集まりの現場にお呼び頂き金の買い取り査定依頼という現場も御座いました。親戚一同からの熱い視線に囲まれながらの査定作業、一瞬見ただけでメッキ品(GP)と直ぐに解りますが皆様の期待が大きいばかりに正直、後の対応に大変苦労した事もありました。

遺品整理前の物品把握

自身で遺品整理、実家の整理作業をされる方から、遺品整理の計画のご相談を受けた事も御座いました。

ご参考まで申し上げますと、金品、有価証券、保険証、貴金属品、アルバムなど、どれも大事では御座いますが、まずは大きく一部屋ごとに何があるのか、何が納まっているのか、誰の物だったのか等、ノート等に記載して大きく収納図面を描くことから始めましょう。押し入れ、廊下、納戸なども含めてです。

次の段階でさらに分類ごと、この箪笥には何が、この箱には何が納まっているかなど、種類別にまとめてみましょう。
実際家具等、重量物を動かす必要は全く御座いません、箪笥(箱物)の数、家電品の数、寝具類、衣類、書籍類、食器・紙物、プラスチック類・瓶類など種類や数が分かれば大変効率よく作業が出来ます。

遺品整理作業や買い取り歴28年の実績からその作業を私共は一瞬でやっております。現場見積り1軒丸ごと、せいぜい30分ぐらいでしょうか、これがプロの作業と自覚もしております。
使用する車の種類とその台数、作業人数と期間にいたるまで、即座にはじき出します。作業終了後の室内風景まで浮かんできます。

事務所に戻ってから、現場でのメモや写真を元に詳細な見積りを作成してご依頼者様にお渡し致します。
人数や車両、事前見積金額に数万円と違いが出ることは御座いません。

悪徳遺品整理業者に合わない為にも

皆さんも少しの時間をつくる事で同じ様な作業は必ず出来ます。時間を掛けながら一部屋ごと区切りを付けて納まっている物の把握から始めましょう。早く、安く、綺麗に仕上げるコツは自らの手で図面を描くことが大事です。力は一切要りません、いくら要しても数日で可能と思います。

安かろう悪かろう、変な整理屋業者からボラレル心配も御座いません。しっかりとした物量、種類等を把握してから相談しましょう。

「あっ!その木箱には衣類が入っております」
「このダンボールにはお婆ちゃんの着物です!」
「その木箱には雑誌が入っております!」

見積り作業中にしっかりと把握しているご依頼主ですと、私共は大変心強く、作業もはかどり助かりますが、逆に悪徳業者にすると大変手ごわい依頼主となり用心しきり、慣れない仕事で少し大変ですが是非頑張ってみて下さい。


遺品整理と海洋散骨

法的にも大変難しい事柄が多く含んでおります言葉の数々・・・
相続と放棄、空き家問題と実家解体、墓守と墓じまい、菩提寺と離檀、もっと言えばお葬式もお仏壇も年々様変わりしております。

これから数年後、今では想像すら出来ない大変な時代が間もなくやってきます。
現在の世間一般常識から大きくかけ離れた出来事もこの先は常識になるかもしれません。これまた時代の流れです。世界一の高齢者社会、どんなことが常識になるか分かりません。

今こそ物事の本質を見極める力が必要になります。
この様な時代であればこそ、更に質の良いサービスを提供出来ますよう、日々我々も努力して皆様のご要望にお応えできますよう更に精進致します。

遺品整理、海洋散骨、実家解体など、皆様のお問合せをスタッフ一同お待ち致しております。

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